水素水は保存できるの?コップに入れたらどのくらいで抜けちゃうの?
よく水素水に疑問に思っている人が「容器入りの水素水は開封したとたんに水素がにげてしまうから、水に溶けた水素を摂取することは不可能」と言うことがあります。確かに、水素分子は小さいので非常に動きが速いです。真空中では1秒間に1.7kmというものすごい速さで動きます。
水素水に含まれる水素は、炭酸と同じように時間の経過とともに水の中から抜けて行きます。しかも水素水に含まれる水素分子は小さくて軽い分子なので、プラスチック類は残念ながら通り抜けてしまいます。そのため、ペットボトルに入って売られている「水素水」には、たとえ出荷時に水素が含まれていたとしても、購入した人が飲む頃には水素が抜けきってしまっていまい、ただの「水」を飲んでいるのと変わらないわけです。水素を逃さないのは、アルミニウムだけなので、最低でもアルミニウムパウチやアルミ缶で売られている「水素水」のみ購入するようにしましょう。
コップに注がれた水素水も3時間経過すると、半分の水素が抜けてしまいます。水素は抜けやすいですが、フタを開けた瞬間になくなるというわけではなく、3時間で半分程度なので、1秒を争って飲む必要はありません。飲み残しを保存したいとき、アルミパウチの水素水であれば、パウチをつぶして容器内の空気をしっかりと追い出してからフタをすれば、ある程度保存することができます。とはいえ、開栓後は1日で飲みきるようにしましょう。
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